とりあえずやってみたこと
自慢じゃないが私は物心ついた時からデブである。
記憶が確かならば、小学校低学年からはデブだ。そして、以来ずーーっとデブである。
普通、思春期になれば痩せるとか言うけど、思春期もデブを謳歌してきた。
自分で言うのもなんだが、意外と陽気なデブなので、友人は多い方だし、それなりに恋愛経験もある。
多分、それがいけないのだ。
自分がデブであることに危機感がなかったのである。一切。
デブである以外には、これまで特に大きな病気になったこともなく、健康診断もBMI以外は引っかかったことがない。
なので、放置してきたのだ。現実を見ていなかったのである。
寧ろ、デブである自分をネタにしてきたような節さえあるのだ。
美味しいものを我慢してキレイで長生きするより、美味しいものを食べて短く太い人生を送る、などとのたまっていたのだ。
そんな私が初めてヤバイと思ったのである。
このままでは将来の夢、ピンピンコロリが実現できなくなってしまう。
脂肪肝になっちゃったり、最悪、糖尿病になっちゃったりするのではなかろうか。苦しんでのたうち回って死ぬのは嫌である。
とりあえず、痩せなければ。という危機感により、弱弱しい意志ながら、ダイエットすることにした。
私のダイエットの身近な先生、相方(一応いるのだ、一応)に相談。
彼はものすっごい食べるのだが、割と痩せている。最近はちょっとお腹周りがぽよついているのだが、それでも食べる量と比べると全然太っていない。
気が付くと痩せていたりするのだ。
そこで、まず教えてもらい、取り組んだのは糖質制限である。
ネットでも話題のダイエット方法である。
相方から教えてもらい、また、自分でも色々調べ、できる範囲で1ヶ月ほどやってみた。
のだが、結果はほとんど痩せず。
体重も、体脂肪も全く変化しなかった。
途中、腹筋運動を入れてみたがダメ。何がいけないのか。
体内は変わっているかもしれないが、思ったより効果が出ず、ガッカリしたのであった。